本会の創立の呼び掛け人には、雑誌『青鞜』を創刊した婦人運動家の平塚らいてうさん、作家の野上弥生子さん、童画家のいわさきちひろさん、女優の岸輝子さんら第一線で活躍する32人の女性が名を連ねています。

 本会の「5つの目的」(下記参照)は共感をよび、1962年の創立以来、多彩な活動にとりくんでいます。

 新日本婦人の会(略称・新婦人)は、女性たちの願いや困ったこと、悩みをみんなの問題として話し合い、解決や実現をめざし、運動しています。

 全国の地域や職場に班があり、新婦人しんぶんを毎週発行、会員一人ひとりの会費、募金(カンパ)で自主的に運営されています。

 2003年、国連経済社会理事会の特別協議資格をもつNGO(非政府組織)に認証され、国連の会議に代表を送り、世界の女性たちとの交流、連帯を広げています。

 日本婦人団体連合会(国際民主婦人連盟加盟)と国際婦人連絡会(日本の主要女性団体41団体が加盟)のメンバーでもあり、1955年から毎夏、数万人規模で開催される日本母親大会の中心を担っています。

◆ 新日本婦人の会の「5つの目的」

 ①.核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります。
 ②.憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します。
 ③.生活の向上、女性の権利、子どものしあわせのために力を合わせます。
 ④.日本の独立と民主主義、女性の解放をかちとります。
 ⑤.世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和をうちたてます。

◆ 新日本婦人の会のネットワーク

 『新日本婦人の会』小組から成り立つ「班活動」を通じて全国の女性が連携し、様々な活動を行っています。

EPSON MFP image